2016年8月27日土曜日

お蔵出しの椿染め

お蔵出しの椿染め。火や薬品を使わないので就学前の子供にもできる染色です。


今年の4月5日に染めたもの。
シルクシフォン37グラム、花弁は490グラム。
染める布に対して花弁は3倍と言われてますが、
今回は染料を冷凍保存用してみたかったので多め。


花は落ちているもので十分。
まずは花弁を取り分ける。蜜で手がベトベトになりました。

ぬるま湯(40度以下)1.5リットルに花弁を投入。
続いて媒染の梅酢100グラムを加えて、花弁をモミモミ。

部屋中に甘酸っぱい香り、そしてこの愛らしい色。
「…おいしそう」と思って舐めてみたら酸っぱいだけ特にうまいものではなかった。

花びらを除いて漉したもの。

浸けて5分の状態。

1時間ほど浸ける。

1時間後の状態。
この後、水洗い、乾燥(陰干し)、染色を2度繰り返す。
最後に水洗い、陰干しで完成。


染めたはいいものの、その後はほぼ無休で労働。気づけば首にショールを巻き付けたら汗ばむ季節に。…仕事先への服装は機能性のみ、というのがそもそもおかしい。



自宅ファッションショーすらせず、7月1日に染め直し。
クローゼットにかけておいたら案の定、退色。
オレンジっぽいピンク、とでもいう感じ。

退色を予想して染料の残りを冷凍保存。が、こちらも退色。

…結果は見えていたんだけど、一応ね。

はい、変りませんでした!
これはこれで悪くない。
来春染め直しをするかはその時次第。




おまけ。捨てるには忍びなかったので。
虫みたいでかわいい。

ザーサイみたいでかわいい、、、のか??


あああ、染め直しすらもう何年も前のことのように思える。何か作りたいなあ。染めたまま放置の帆布を使ってトートバッグかな。でもイメージ通りの型紙が見つからないのよおう。欲しいイメージじゃない物を作っても使わないし。さて、どうするか。バッグぐらい自分で型紙をおこせばいいんだろうけど、、そこ頑張りたくない。