2015年12月31日木曜日

また一年が過ぎる

2015年も残りわずか。今年はどんな年だったかといえば、「老い」を突きつけられた一年でした。

白髪が爆発的に増え、老眼鏡がないと文字を読むのも書くのも難しくなってきた。回復しない体力、食事を控えても増え続ける体重。何より驚いたのは睡眠への執着がまるでなくなってきたこと。もっともショックなのは左の頬が陥没(恐らく肉が下に落ちてきたと思われる)したこと。もうね、ボッコボコ。齢をとるって残酷だなあああああ。

年が明ければすぐに誕生日。四十代最後の一年です。四十代は、仕事、プライベート、精神的にも安定し、毎日がつつがなく過ぎていきました。十代半ばから周囲と自分に振り回されてきた私には大袈裟ではなく夢のような日々。何一つ、不満などない。…なんて隠居気分している場合かよ!…はい、いきなりやってきました。「やるぜ」のスイッチオン。ってことで、来年は狂ったように走る予感がします。実は既にその体勢に入りつつあって、さっそく胃をやられました。

「言葉で、自分で自分を縛るのはどうかと思うよ」
「やってもいいし、やらなくてもいいし」
私より私を知っている夫がサラッと言う。

普段はノーテンキに暮らしているくせに、走り出すといきなり自分が見えなくなる。ペース配分も、休憩もあったもんじゃない。全力疾走。わかってはいる。でもイノシシの血筋なんだよ、イノシシ!!!

あー、まーたやってくるのかな。不安定でしょーもない私が。若さに執着してる分、更年期リーチな分、厄介な私が。いやだなあ。どうするかなあ。そうさなあ。私が私にわからなくなったら、夫に訊いてみるかー。いろいろな人の言葉に耳を傾けよう。あらゆる感情を受け止めながら2016年を、来る年月を過ごせたらと思います。




何十回、何百回と聴いただろう曲。今年はこの曲が胸に突き刺さったままです。

薔薇がなくちゃ生きていけない。
薔薇がなくちゃ生きていけない。





文末になりますが
皆さまにとって来る年2016年が良き一年でありますよう 
心よりお祈り申し上げます。
 よいお年を。 

2015年12月31日 
橋本亜希子

2015年12月30日水曜日

”SAX ODDITIES”東京中低域結成15周年ライブ——青山月見ル君想フ

29日は、初めて東京中低域のライブへ行きました。ゲストは鈴木慶一さん。


このところ金管楽器が気になっていたところ、私にとって馴染みの薄い「バリトンサックスとはどんなだ?」という話と「ゲストは慶一さんとな!」という邪な心が加わりライブ行き決定。
こちらのライブハウスもはじめて。


ライブは一部、二部構成。正直、一部は「悪くはないけど」という感じ。二部になって所々でメンバーの半数以上がステージから客席へ。真横と真後ろ(前からもだ)でバリトンサックスが鳴っているという体験をしました。これはよかったなあ。全体的には曲の魅力がもう一声!でもバリトンサックスの音を浴びまくるという当初の目的は達成。間近で聴く音はやはり迫力がありました。

さて。慶一さんはどう絡むのかな?と思っていたのですが、バリトンサックスをバックに普通に歌ってました。エレキウクレレもって。でもあくまでもメインは東京中低域。慶一さんは顔を拝めればいいやー、と思ってましたが、久しぶりに歌声も聴けて嬉しかった。どうでもいいけどさー、やっぱ妖怪入ってきたわー。「いずれ慶一さんに抱かれにいく!」と三十年ぐらい叫んでいるわけですが、「早くしないと死んじゃうよー」とこのところ夫が言いはじめる。…確かに最近はめっきり老け込んできたし、、、と本気で心配していたけど、アレ演技だ。演技、演技。あと100年ぐらい生きそう。





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秋冬の活動期に入り、やたら忙しく、うまくストレス発散ができていないと気づきました。そこで欲望のままライブや映画の予定を入れまくった。年末は忙しいに決まっているけど、どーしても遊びがほしかった。案の定、更に時間はなくなったけど、これまでで一番楽しい年末になりました。

2015年12月28日月曜日

直枝政広"TANKS AND CHILDREN ~十二月の空は 2015~"——赤坂グラフティ


26日は、直枝政広さんのソロライブへ行きました。カーネーションのライブへは何度も行ってますが、直枝政広さんソロは初めてです。


今月のライブのなかで最後まで行くか迷ったのは、実はこのライブでした。アコースティックなら江ノ島でいいかな、と思っていたのです。行ってよかった、いや今まで行かなかったことが悔やまれます。

今回のライブは、
ニューシングル「アダムスキー」「メテオ定食」、
新曲「まともになりたい」
ほか22曲。


ライブ中、「今、死ぬなら何の文句もないな」、と何度も思う。これまでも色々なライブでこんなことを思っていたけど、着席スタイルでこう思ったのは初めて(大抵は踊り狂いながら思っている)。今から来年末のライブを待っている、こんなことも初めて。来年もカーネーション、そしてソロのライブをたくさんやってほしいなあ。幸福な時間をありがとうございます、心からそう思ったのでありました。


この動画もかなりいい。


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二日置きに行っていた年末ライブも明日が最後。東京中低域です。ゲストは鈴木慶一さん。どんなふうに絡むのでしょうか。楽しんできます。

2015年12月27日日曜日

NOTALIN'S(遠藤ミチロウ、石塚俊明、坂本弘道)+ロケット・マツ——学芸大学 APIA40


23日は、元「ザ・スターリン」の遠藤ミチロウさんのライブへ行きました。正確には、NOTALIN'S(遠藤ミチロウ、石塚俊明、坂本弘道)、ゲストはロケット・マツさんを迎えてのライブです。


「ザ・スターリン」は、世代的には私よりちょっと上。当時は簡単に音楽が入手できる時代でもなく、ラジオからでしか知りません。ライブハウスへ通うようになっても、「ザ・スターリン」は敷居が高すぎ。パンクも嫌いじゃなかったけど、入り口辺りをウロウロして結局はあまり聴かなかったなあ。



元は渋谷にあり、遠藤さんがはじめて出演したライブハウスとか。
長いこと学大駅徒歩圏内で暮らしていましたが、
ライブハウスがあるとは知りませんでした。


終演後、どう表現したらいいものかと考えていると、夫がボソッと一言。

「今まで気づかなかったけどさ、寺山修司だよ、寺山修司、直系」。
「それかー!!!」
アンタ、うまいこと言うねー。

さて、今回一番の収穫は坂本弘道さんのパフォーマンスを目の当たりにできたこと。や、最初に思ったんですよ、なぜにこんなにチェロが傷だらけなのか?と。その答えはすぐにわかりました。かき鳴らされるチェロ。そして無数の鉛筆がチェロに落とされるところからはじまり——チェロをさかさまにしてエンドピンにグライダー。結果、客席に火花がバンバン降り注ぐ。もうねー、笑いが止まんない。


とてもとても65才とは思えない声量だった遠藤ミチロウさん、坂本弘道さん、こんなお二人を相手にするわけですから、ドラムとキーボードの底力も凄かったなあ。ただ、わかっていたことではあるけれど、曲そのものはシンプルで、聴き続けていると飽きる。でもそんなことはどうでもいいと思える。圧倒。圧巻。恐らく二度目はないけど、行ってよかった。一度は観ておけ!遠藤ミチロウ、NOTALIN'S!



火花、観れます。

原曲はボブ・ディラン。

2016年1月23日公開の映画「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」。前売り購入済。

2015年12月26日土曜日

映画「モーターズ」を観る

22日に下高井戸シネマで「モーターズ」を観てきました。監督は黒猫チェルシーのボーカル、俳優としても活躍中の渡辺大知さん。本作品は造形大学卒業制作作品でもあります。


田舎の整備工場で働くうだつの上がらない男。田中。工場の同僚・村田や可愛がっている新入りのタケオらと何となく楽しい日々を過ごしている。そんな折り、ひと組のカップルが車の修理のため工場にやって来た。その彼女に恋心を抱いてしまう田中だったが――。
——公式サイトより




渋川さん演じる田中という主人公が痛い。いや、ちっちぇえーの。いっつも笑顔ってのもねー、すんごく気持ち悪い。新入りのタケオの前だとちょっとマシな男になるんだけど、やっぱ胡散臭い。そんでこの「ちっちぇえ男」のスケールさえ絶望的に小さい。竹中直人氏がパンフにコメントを寄せていて、それに私もウンウンと頷く。その言葉を借りるなら「恐るべし渡辺大知」。

この映画は、男とか、友情とか、不器用さとか、置き換えるならそういう言葉なんだろうけど、何かしっくりこない。それは既存の、いや私のイメージの問題かもしんない。私のなかでは、あまりにも柔らかい何か(それ以上は考え中)。何となくはじまって、ゆるーい展開、そして気づくと引き込まれていました。




「黒猫チェルシー」「俳優」「卒業制作作品」。そりゃまあ風当たりも強いところがあるのは想像できるわけです。実際、私も黒猫チェルシーの渡辺さんということで観に行っているわけだし。下高井戸シネマの会員ってこともあったし。でもおもしかった。拾い物でした。もっと作ってほしいなあ。

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25日も更新するとか書いて嘘ついちゃった。ごめんなさい。年賀状を書いていたら日付が変ってて、睡魔に襲われ撃沈。たいした数じゃないのに書いても書いても終わんねえ。終わんないまま、今宵は直枝政広さんのライブへ行ってきました。でも明日(たぶん)は、遠藤ミチロウさんのライブの話を。

2015年12月24日木曜日

カーネーション「〜Winter Tour 2015〜 アダムスキー」——下北沢garden

20日はカーネーションのライブに行ってきました。もちろん、ニューシングル「アダムスキー」「メテオ定食」もやりましたよー!


ADAMSKI [Analog]
7インチアナログレコード(A面「アダムスキー」/B面「メテオ定食」)。ダウンロードコード付(全10曲)!
ちょうど35年振りにレコードを手にしました。感想はいずれまた。


今回のライブ、出だしは音が小さい?いや弱い?と思っていたのですが、気づけば太かった。直枝さんのギターと声はもちろん、密かに大田さんのベースが好きなのですが、太い!そのお二人に張替さんのドラム、sugarbeansさんのキーボード、松江さんのギター、違和感なくピタッときました。選曲もよかったなあ。ライブではやらないだろうな〜と思っていた曲も多数あって大満足!そしてアンコールは宇宙帽をつけての登場。二人とも似合ってなくてサイコー。アンコールが終わり、それでも鳴り止まぬ拍手。その先は内緒〜。毎度のことながら楽しい時間はアッという間にすぎてしまいました。







まさかの原田真二をカバー。


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このライブから四日連続で家には寝に帰る状態。もうまともに歩けない。夕方になると一回は膝を折れて転びそうになる始末。相変わらずです。今日は何の予定も入れずにのんびりしようと思っていたけど、都心部まで外出。何故ならば、前歯二本の差し歯がとれちゃったから。ものはついでとアレコレ用事を済ませていたら帰宅は19時過ぎ。明日こそ買い物以外は外に出ない。

リアルタイムでは、普段以上に簡単な夕食を終え、夫がKyoto jazz massiveをかけている。私は作業エリアでこのブログを書きながらそれを聴く。十分すぎるクリスマスイブ。

明日も更新します。

2015年12月17日木曜日

映画「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」を観る

13日の日曜日はYEBISU GARDEN CINEMAで「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」を観てきました。



かつて、完成までに300年かかると言われていた、アントニ・ガウディ世紀の一大プロジェクト「サグラダ・ファミリア」は、いかにして2026年完成予定となったのか。スペイン、バルセロナ。2005年に世界遺産に登録され、年間3百万人を超える世界中からの観光客を魅了するバルセロナのシンボル、サグラダ・ファミリア。カタルーニャ​の建築家アントニ・ガウディが構想し、1882年の着工から133年経った現在に至るまでいまだ完成していない建築プロジェクトを、スタッフしか入れない内部の映像と建築関係者らのインタビューによって解明するドキュメンタリー。
——公式サイトより



久しぶりの恵比寿。
写真美術館は2016年秋まで工事で閉館中。


この日はスペイン産ワインの試飲サービスがありました。
夫は赤、私は白。
白はクセがなくて飲みやすかったけど
胃を悪くしているので味見に一口だけー。


が。このワインがクセモノだった。冷たい雨の中を歩いて、ワインを飲んで、暖房のきいた部屋で、椅子に座って、暗くなったら、ねえ?夫、映画がはじまる前に落ちる。そして上映中にずっとかかっていた音楽が心地良く、、、私も落ちる。きっとこの回の上映中、半数以上は落ちたと思う。

建築や彫刻についてはある程度の予備知識があったけど、まったく知らなかったのがステンドグラス。そしてサグラダファミリア建設にあたり、新たな問題が高速鉄道のトンネル。所々、落ちていたのでまだまだ知らないことはありそう。もったいないことしたなー。いずれDVDを観ておさらいするとしましょう。それでもサグラダファミリアをスクリーンで観れたのはよかった。凄い迫力でした。(でも下高井戸シネマ目黒シネマでやらないかなー)





実は二十年近く前にサグラダファミリアを観ています。当時は、テカテカ、ツルツル、ピカピカした部分なんてまったくなくて、まさに完成などいつの日になるかわからない状態。でも歴史的建造物の制作途中を観ていることにコーフンした。石の塊、練り上げられたコンクリ、足場から舞う埃、そんな中に立っていられることに震えたのです。

だけど、もっとも感動したのは、サグラダファミリアをはじめ、カサ・ミラやグエル公園などが街にしっくりと馴染んでまったく違和感がなかったこと。ガウディは決して奇をてらった建築家ではなかったのだ、そうわかったことが嬉しかった。

2026年。うまくすればまだ私は生きている。もう一度、観たいなあ。でも別に完成していなくてもいい。「神は急いでおられない。焦らなくていい。」ガウディがそう言うんだもん、私が何を望むというのだ。


完成予想映像。



20年でここまで工事が進むとは思わなかった。

2015年12月11日金曜日

映画「ジェームス・ブラウン〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜」を観る

11月に下高井戸シネマで「ジェームス・ブラウン〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜」を観てきました。


ジェームス・ブラウンの伝記的映画。貧困と暴力の幼少期、窃盗による服役、ボビー・バードとの出会い、そして伝説のミュージシャンへ。


ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]


正直、映画としてのつくりは中途半端でした。ドキュメンタリーが無理だったなら、もっとエンターテインメントに徹してもおもしろかったような。でもJBのバックグラウンドを一気に知ることができたのは収穫でした。

JBの伝記ではあるけど、人としての描かれ方はボビー・バードのほうがわかりやすかったです。だからって私もJBの苦悩とかが知りたかったわけじゃない。JBもフツーの人間みたく悩んでいたんだよ、なんていらない。そういう意味では期待通り。

映画を観終わって思ったのは、JBのすべては彼の音楽のなかにあって、それを聴くことだけがJBを知ることなんだろうな、なんて当たり前のことを感じたのです。





我が家では定期的にJBのダンス真似が流行る。例の足さばき。そんでもって、夫はJBのステージを観ている。私は欲望のまま行きたいライブに行くけど、ライブ熱にムラがあって、行かないとなるとまったく行かなくなる。夫は常にアンテナを張ってて肝心なところは押さえる派。これがまた的確で妙にむーかーつーくーのー。でも私は行きたい時に行きたいんだから仕方ない。


2015年12月10日木曜日

映画「暗殺の森」を観る

一ヶ月以上前になりますが、1970年発表、ベルナルド・ベルトルッチ監督「暗殺の森」を新宿武蔵野館で観てきました。今回はデジタルリマスター版。


舞台は第二次世界大戦前夜、1938年のイタリア。哲学講師マルチェロは、過去のある事件を胸に秘めたままファシストの組織の一員となり、大学時代の恩師クアドリ教授の暗殺を命じられる。任務を遂行すべく、フィアンセのジュリアを伴い、クアドリ教授の住むパリへと向かうマルチェロだが——。


DVDにもなってます。
暗殺の森 [DVD]
「暗殺の森」のタイトルにも関わらず
このポスターを観て恐がりの私も観に行くと決める。


とにかく映像が美しかったです。建築物がいい!ファッションがいい!そして光の使い方が見事!ブラインドの光、車窓の光、森の光、etc..。ラストエンペラーでもあった「布」を使った演出もよかったし、扉ごしのアングルも印象的でした。

映像の美しさに圧倒され、ストーリーの暗さがぶっ飛ぶほどでしたが、、、映画を観ながら「あーねー」「はいはい」を心の中で連発。このマルチェロがねー、男のヤな部分全開なのー。そしてジュリアとアンナという二人の女の対比がこれまたねー。男、そして女。美しい映像にヒトの業が詰まっていたのでした。






「暗殺の森」を観た翌日に「ジェームス・ブラウン」を観てきました。明日はこの話を。

2015年12月3日木曜日

日立中央研究所秋の庭園公開

11月15日は、日立中央研究所秋の庭園公開に行ってきました。午前中降っていた雨も国分寺駅に着く頃には青空に。



こちらの研究所の創立は1942年(昭和17年)。広さは東京ドーム4.5個分、45%が緑地。春と秋、年に二回一般開放されます。


正門を通り、「返仁橋」またの名を「変人橋」を渡ります。名前の由来はこちら



案内図をいただき、、、

まずはココにつかまる。模擬店が数多く出店。

パウンドケーキの切り落とし260円。お値打ちです。

そして敷地内を散策。





こちらの見所は、野川に続く涌水。例年、この当りは大行列になるらしいのですが、この日は行列なし。ラッキーでした。

ボケボケの映像ですが一応。

中央研究所建設にあたり、創業者の小平氏は、「よい立ち木は切らずに、よけて建てよ」と指示したそうです。敷地内はよく整備されていますが、退屈なぐらいに極普通で自然な空間が広がっていました。戦後の高度成長期、バブル期、今に続く「建てちゃえ、建てちゃえ」な都内にあって、代々受け継がれてきた中央研究所。メーカーが好きな理由の一つがこういうところなんだよなあ、なんて思いながら散策していたのであります。


2015年11月28日土曜日

水泳を習う

ご無沙汰しております。皆さま、お元気ですか?

私は秋冬なので無駄に元気です。が、体力は落ちたまま。今秋、ついに風呂に入れず化粧も落とせずに眠ってしまいました。はじめてのことです。どんなにどんなに疲れていても、例え完徹三日明けでも布団に入る前のお風呂は譲れなかったのに。

体力アップにこれまでやっていたこと(武術の稽古、山登り、ジョギング)を再開したいけどまだ無理。加減したつもりでもやり過ぎてしまい、立ち上がれないほど疲れてしまいます。増えすぎた体重で腰や背中を痛めそうなのも怖い。そこで前から気になっていた水泳をはじめることにしました。


さて、私は不定期でパートにも出ているわけですが、そのパート先は某スポーツ施設。ってことで、プロに教えていただきましょう!(職権乱用)

まずは怪しいクロールから脱出です。「けのび」からのやり直し、並行して「イルカ飛び」を特訓中。「イルカ飛び」の目的は、水中での体のコントロール。これを身につけると泳ぎが格段に変ってくるのだとか。


私が教えてもらっているのは映像とは若干違い、手のひらは前で合わせ、途中で立たずに連続した泳ぎにします。でもこれが難しい。沈まなかったり、浮かなかったり、進まなかったり。只今、クロールよりもイルカ飛び習得にメラメラ。

水中は楽しくて気持ちよくて、もっと泳いでいたい!と思うけど、「飛ばすと大変なことになるよ」とストップをかけてくださるので、水から上がっても疲労はまったくなし。やはり私は何事もやり過ぎるようです。


パート先ではストレッチや筋トレなどの相談にものってもらってます。この際、中年太りのだらしない体型も何とかするぞ、と。J1リーグでトレーナーをしていた方にも言われました。「橋本さん、今なら間に合いますよ!」マジっすかー!あのあの、軽く腹筋割りたいんですよ。ムキムキになりたいとか、ボディビルしたいとか、そういうんじゃなくて、力を入れると、うっすら割れる、ぐらいな?いえいえ、二年でも三年でも何なら十年ぐらいかかってもいいんです。ほら、背中やっちゃったじゃないですか?背筋鍛えたいんですよね。でも背筋と腹筋はセットで鍛えなきゃっていうし。でも本音は人生一度ぐらい自分の腹筋を見てみたいなー、と?そのためにはどうしたら…?職権乱用。仕事しろ。


色々な方のアドバイスから、水中の運動、陸上の運動、これらをバランス良く、毎日少しずつやるのが大切みたい。くれぐれもやり過ぎない。肝に命じましょう。



まずはカタチから入る!ってことで水着とゴーグルを新調。
画像ではわかりにくいですが、
実物は黄緑が入った鮮やかなライムイエロー。

色違いでピンクもある。
スピード(speedo) アクティブスタンダード ウイメンズセパレーツ(S15) SD55S171 YP



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更新しなかった11月中、映画、舞台、日立中央研究所の一般公開、なども観てきました。12月上旬は割と時間に余裕があるのでちょこちょこ更新していきたいと思います。

2015年10月23日金曜日

町田の里山へ

18日の日曜日は町田の里山へ行ってきました。


多摩センターから歩いて小一時間ほどで里山に到着。


今年GWに行った勝沼ぶどう郷にもあったフットパス、こちらにもありました。今回もそのルートを歩くことに。と、いっても私は夫の後をついて行くだけ。頭を空っぽにして歩くって思うより簡単じゃないから夫任せで歩けるのは里山の楽しみのひとつ。







 炭焼き小屋。
こちらの近くでレジャーシートを広げ、夫は読書、私はガッツリ昼寝。
郊外へお出かけのお約束です。


里山へ入る前、小野路宿里山交流館で食事やら買い物した話はこちら



十年以上前にやっていたブログでは盛んに山登りや里山のことを書いてます。私は何度登っても山が好きでも嫌いでもなく、運動不足解消のため、というレベル。

でも里山は好き。息が切れるほど急な斜面もなく、ほどほど人工的で、ほどほど自然。すぐに行けて、すぐに戻れる。特別な用意も気構えもいらない。楽に、身軽に、気持ちいいなー、だけを満喫する。

まあ、私などはバブル世代ってこともあり、国内外、観まくって、食べまくって、買いまくる、そんな旅も大好きなんですけどね。どっちもアリ(でも山はどうでもいい)。



2015年10月10日土曜日

爆音映画祭「ゆらゆら帝国結成20周年記念ライブ『20th Anniversary "LIVE2009"in YAON』」——相模大野

一週間前になりますが、4日の日曜日は、グリーンホール相模大野で開催されていた爆音映画祭へ行ってきました。観てきたのは、ゆらゆら帝国結成20周年記念ライブ「20th Anniversary "LIVE2009"in YAON」の映像。




ホールを出て駅へと無言で歩く夫婦。そしてほぼ同時に発した言葉。

夫「…妖怪だよ」
私「…魔境だわアレ」

似たようなことを考えていた模様。堰を切ったように上映会の感想をぶちまける。

「ベース採用時、水木しげるキャラにありそう、っていう理由だったらしいし」
「いや、全員そうだろう」
「MCなしでぶっ通し演奏ってやっぱ人間じゃできないよね」
「汗ぐらいかいてもよさそうだけど」
「何か笑い止まんないんだけど」
「でも途中で少し寝ちゃったけどね、まあ悪いことじゃないけど」
「うん、むしろ不快だったり退屈な音楽じゃ眠れないよね」

言いたい放題。誤解されると困るのでゆーときますが、文句なく格好いい。半端なく格好いい。爆音を目当てで行ったのですが、結果的に映像が物凄い効果に。やはりスクリーンで観ると迫力が違うのですよ。いいモン観させていただきました。

肝心の音ですが、上映開始しばらくは「これは爆音ではないだろう」という音量でしたが、終わる頃にはまずまずといった感じ。スピーカーも大きくなかったし、この辺りは仕方ないですね。音質については、アレコレ言えるような耳ではありませんが、特に良くも悪くもなく及第点。全体としては大満足でした。ゆらゆら最高!



YouTubeにこの時の映像がいくつかありました。是非、全画面表示で。部屋を暗〜くすると更に雰囲気がでる。

緩やかにはじまる。

次第に怪しさを増してくる。



野音のライブが好きです。時間の経過とともに次第に熱を帯びてくるのはどのライブも同じだけど、野音の雰囲気は独特。まだ日があるうちに緩やかにはじまり、日が落ちて、闇に包まれる、これが音楽とともにやってくる。これが何とも心地良い。「日中から行くんだよ。そうするとリハの音が聴こえてきていいんだ」と夫。いつかその楽しみ方をしてみたいです。




YURA YURA TEIKOKU LIVE 2005-2009 -DVD-
YURA YURA TEIKOKU LIVE 2005-2009 -DVD-




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何かとバタバタしています。それはよいのですが、疲労回復にやたら時間がかかるのが困りもの。昨日は、下高井戸シネマのレイトショーで「セッション」を観る予定でしたが、断念。日中に御茶ノ水と新宿へ行ったら、どーしても体が動かない。ああ、私に体力を!と祈ってもしゃーないので、地味に運動を続けているわけですが、、、、その地味〜〜な運動さえもやり過ぎちゃってるらしく疲労回復できないのおおおおう!!自分で自分の頃合いがわからない。四十後半、何かと厄介です。

2015年9月30日水曜日

カーネーション「a Beautiful Day」発売20周年記念再現ライヴ(追加公演)——下北沢garden

27日はカーネーションの「a Beautiful Day」発売20周年記念再現ライヴ(追加公演)へ行ってきました。


スペシャルゲストは、旧メンバーの矢部さん(ドラム)、鳥羽(ギター)さん。アルバム収録時に参加された鈴木桃子さんとZOOCOさん(コーラス)、ロベルト小山さん(いろいろ/私の位置から見え隠れするたびいつも違う楽器を持っていた!)。キーボードはここ最近のライブではお馴染みの佐藤優介さん。



正直なところ、旧メンバーとの演奏は楽しみにしていたけど、アルバムの再現についてはあまり意味を感じていませんでした。や、意味があることぐらいはわかっているけど、問題は私の耳で「それ」がわかるのか、と。でもね、思った以上に耳はアルバム収録曲の細かい部分まで記憶していて、無意識に比較している。そして私の残念な耳でも違いがわかるのです。ズシンときたなあ。眼福ならぬ耳福とはこのこと。幸せな時間でした。

そしてそして今回はボーナストラック付ライブ!更に更にアンコールが二回!これがもう豪華で豪華で。アルバム再現部分は唸るように聴き入っていたのに対して後半はひたすら楽しんでいました。


書き出せばキリがないけど、「ダイナマイト・ボイン」がサイコーで、大田さんの山谷ブルースに笑って、「愛のさざなみ」で島倉千代子さんのエピソードを思い出して切なくなる。そして「ごきげんいかが工場長」で目から水。泣けて泣けて目を押さえながら聴いていた。この日二曲目にやった「市民プール」を再び直枝さんと大田さん二人で。ここでまた涙腺が緩みそうになるけど、ステージを眺めているうちに晴れ晴れとした気分にもなり、最後は「夜の煙突」で楽しい!で終わったのであります。


うーん、YouTubeであまりアップされてないのが残念。



最後はこの曲。お客さんはピョンピョンはねてて、私もピョンピョンはねる。



シルバーウィーク明けから、ライブ3つ、飲み3つ、会食1つ、加えて仕事と家事、という無茶!無謀!年を考えろ!という予定も何とか無事終了。まだまだ予定は詰まっているけど一段落です。今日は少し昼寝ができて、夫にできたての料理を出せて、夜はスロースロースローなジョギングをしてきました。ガッツリ食べて、しっかり眠って、徐々に運動して、たくさん楽しむ!体調を崩さないよう秋冬に向けて加速をつけたいと思ってます。

ライブの帰り下北沢駅から中秋の月を眺める。
ガラケーでの撮影。
コーフンして家を出る時にデジカメを持つの忘れた。


2015年9月27日日曜日

ホルンとピアノの夕べ——代官山教会

昨日26日は、友人からのお誘いでホルンとピアノの演奏会へ行ってきました。


エレベーターも設置されている新しい建物。
場所がわからず、古い商店のおばあちゃんに訊いたら
ご存知だったので建て直したのかも。

二階席もありました。予めコンサートを想定した造りっぽい。
ピアノは「STEINWAY & SONS」。
100年前の物だというピアノの譜面台にはタブレットが置かれていました。

プログラム並ぶのは——
パデレフスキー、グラズノフ、ゴドフスキー、スクリャービン、メトネル、ラフマニノフ、アンティポフ、ハース


進行役の方から「今日はマニアックな選曲です」との説明。ビオラをやっている友人、お隣に座っていた方(バイオリン奏者らしい)もこの日に演奏された曲は一曲も知らない、とのこと。もちろん私が知るわけがない。これを機会にメジャーな曲だけでも聴いてみようと思います。


「知らない曲ばかりだったと思うで」と最後の一曲は、ショパンの別れの曲。さすがにこの曲は聴いたことがあります。



今回一番楽しみにしていたのは、ホルンの音色を聴くこと。ホルンって渋いけど、ゾウさんみたいで好きー。パオパオ。長い曲で聴けたので大満足でした。


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友人を駅まで見送ってから再び代官山をひとりプラプラ。歩く。歩く。家まで歩いちゃった。ケッコーな距離に加えパンプスだったので両足にマメ。気持ちの良い夜だな〜と歩きはじめたけど、さすがに調子のりすぎ。

これから今夜はカーネーションの「a Beautiful Day」発売20周年記念再現ライヴ(追加公演)。楽しみ!!

2015年9月25日金曜日

堂島孝平 「俺が、ゆく」~旅行2015~——渋谷PLEASURE PLEASURE

昨日24日は、堂島孝平×SOLO TOUR「俺が、ゆく」~旅行2015~の最終日に行ってきました。

カーネーションと初恋の嵐の対バンにゲストボーカルで出演していた堂島孝平さん。この時のライブで「ソッコーでライブチケットを押さえねば!」と思い、杉本恭一さんとの対バンに行ったものの、ワンマンにはなかなか行けず、今回は念願のライブです。

昔は映画館だった「PLEASURE PLEASURE」。
映画館にはたまに行っていたけど、改装後はじめて。

ニューアルバムの告知ポスター。
土岐さんがステージで指摘していたように、、、
洋服がやっぱ柄on柄だー!


ライブ、良かったですよ〜〜(相変わらず貧弱な感想ですいません)。や、もう「良かった」「楽しかった」としか!キーボードのsugarbeansさん、ギターの奥田健介さん、ハープの佐野岳彦さんとの演奏にもハフハフ。ライブならではの醍醐味ですね。来年2月の恵比寿リキッドルームでのライブ「君が、来る」も行くぞ、と心に誓うのでありました。





このライブまでにアルバムを全部聴こうと思ったけど、できませんでした。ライブでやった曲名がわからず只今悔しい思いをしています。次回までに必ず聴き込もう。



そしてそして、ゲストボーカルもよかったの。


NHK朝ドラ「まれ」の劇中歌。黒猫チェルシーは二度目だけど、絶対にライブで聴かなきゃ!と思うバンド。



はじめての土岐麻子さん。「よかったよー!要チェックだー!」と夫に力説(?)していたら、奴は既に知っていた。ちくちょう。


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一人で行こうとチケットをとったのですが、ライブ師匠も行くというので待ち合わせ。更に「ライブ終わった後に飲みませんか?」という嬉しいお誘いをいただき、終演後1時近くまで飲んでいました。

師匠は今春社会人になった私の半分もない年だけど、聴いている音楽量が半端なく、行っているライブ数も半端ない。「洋楽はぜんぜん知らないんですよ(いやいや少なくとも私の何倍も聴いているとみた)、でも邦楽だけでも時間が足りなくて」と。あぁぁぁ、中年女と飲んでいる時間が申し訳ない。最近は一回り、二周り年下の方との交流が多くなりました。ありがたいことです。

2015年9月23日水曜日

19年だか20年目の結婚記念日

今日は結婚記念日。19年だか20年目。

「今年のイベントは入籍年をはっきりさせること!」と高らかに宣言してみたものの役所に行く時間がなくて未だ不明。せめて入籍を祝日にしといて正解だったわー。相変わらずです。


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それまで結婚について一度も考えたことがなかった。「する」も「しない」もなく、それ以前の話。恋人がいれば目の前の幸せや不安で精一杯。恋人がいなければ相手のない未来など考えられない。だけどそれは突然やってきた。

友人と呼ぶには距離のある人。その人と交際開始から二週間後に同居、二ヶ月後に入籍、というスピード婚をやってのける。

私が結婚を決めた理由は一つ。彼は、私にはない考え方を持つ人だったから。価値観が同じ、なんて私が持っているものを求めてどうする。共感なんて一瞬でいい。素早く手放しておかないとロクなことがない。などと改めて思うような私は共感が大好き。相手を歪め、自分を歪めてまでも「同じ」にしがみつこうとするような奴なんだよ私。

彼の口から出る言葉。それは肝に近い部分になると決まって「それ違うんじゃないの?」と反発できるほどもわからなかった。小学生が使うような単語で構成された言葉の意味がまるでわからない。何言ってんだ、こいつ。でもそんなところが好ましく思えた。

そうはいっても簡単ではない。「何が言いたいの?」「わかるように説明して?」そう食い下がっても、「言葉通りだよ」で終了。そりゃないぜ!とキャンキャン吠えてもみたけど、その「わけわかんない」を捨て去るほど傲慢でもなく、時々思い出しては考える。小学生にもわかるような極々ありふれた言葉に潜む意味。辞書をひいても、ネットで検索しても、出てこない彼の意図。

そしてピースが揃ってストンと腑に落ちた時、それらは私が楽に生きるためのキーワードだとわかった。十年近くが過ぎていた。

「あの頃さ、わざと説明しなかったでしょ?」
「当たり前でしょ」
…テメー、ドSだろ。

けどまあ、五年、十年という単位で考えたり、見守り続けたり、お互いに似ているといえば似ている。のんき。今では彼の言葉の大半を理解できる。本人以上にわかっている部分もある。でもね、油断ならないのがこの人。

夫は変わり続ける。
私も変わり続ける。

先のことなどわからない。「こうくるだろう!」と想像しては裏切られる。期待しては期待はずれを繰り返す。そのたびに私の想像力の狭さを痛感する。でもそういうのが嬉しくて楽しい。結婚してよかったな、なんて思う。

2015年9月22日火曜日

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」を観る

前回の日本橋に行ったついでに映画も観てきました。ドキドキハラハラが苦手な私へ友人からのお勧めです。


コレド宝町のTOHOシネマズで観て来ました。


ストーリーは、「飲む・打つ・買う」に加え偏屈なジジイ、いじめられっ子の少年、この二人の交流を描いたもの。規格外の老人と子供、というのはオンジとハイジでお馴染みのよくある設定。それが前提。

ジジイを演じるビル・マーレイがはまり役!このジジイを観るだけでも価値アリでした。個々を深く掘り下げているわけでもないし、都合良く展開している部分も多々あるけど、それらを引っ括めて気持ちよく観れました。

これまでこういう類いの映画を観ると子供側に感情移入していたけど、今回はジジイ側になって観ていました。新鮮だったなあ。お約束の涙を誘う部分もしっかり涙腺を緩めてきましたよー。「感動したんだ?」と訊かれれば「それはどうだろう」だけど、乗っかって楽しまなきゃもったいない。映画談義となると意地悪な視点も出てくるけど、それは枝葉。映画館にいる時は全力で楽しむ方向です。映画館を出た後、もっともっと映画を観たくなったのでした。






と、いうことで。今秋の映画の予定は、観そびれた「セッション」と「ジェームス・ブラウン」を下高井戸シネマで。爆音映画祭はチケットを購入済。夫は一昨日「野火」を観てきましたが、私は中学生の時に読んだ原作でいっぱいいっぱい。とても映像で観る勇気はない。あとは時間と体力に相談。でもできるだけ観たいと思ってます。

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今日は鎌倉へ行く予定でしたが、夫が風邪で急きょ延期。私もずっと忙しく、この陽射しの中を歩くのは要注意、と思っていたのでちょうど良かったです。でも鎌倉近代美術館が来年1月で閉館になる前までに必ず行きたい。

2015年9月21日月曜日

日本橋高島屋の屋上

先週、日本橋高島屋へ行ってきました。目的はこちらのブログで書いたように23日まで開催中の「大東北展」。


日本橋高島屋は1933年に建てられ国の重要文化財
実はお盆前にも日本橋へ行きました。この画像はその時のもの。
でもブログ更新はしなかった、と。


時間の都合上、お盆の時も今回も屋上のみの見学。

日本橋高島屋は、昭和25年から4年間、屋上で子ゾウが飼われていたそうです。名前は高子。子供たちが高子の背中に乗った写真をネット上で見れました。高子は、29年に上野動物園へ寄贈、33年には多摩動物公園の開園でそちらに移されたそう。ちなみに大きくなった高子はクレーンでもエレベーターでも下ろすことができず、階段で降りていったとか。

高子をモチーフにした屋上塔屋。設計は村野藤吾氏。


装飾は小森忍氏の作。

西洋建築の屋根におられるガーゴイルっぽい。口が雨樋的な?

奥には日本庭園。

東北コットンプロジェクトのコットンファーム。津波で稲作が困難になった田んぼで綿を栽培、紡績、商品化、販売までを一貫して行うプロジェクトだそうです。


エレベーターホール。
写真を撮るのに失敗したので載せませんが、
ちょっと映っている窓ガラスは創建当時のもの。
そして天井を撮るのを忘れた!

老舗百貨店といえば、このエレベーター。
もちろん白い手袋のエレベーターガールも。
こういうサービスって残っててもいいと思うの。

老舗百貨店の居心地の良さは格別。一度全館をゆっくり見学したいなあ。その時はもっと調べてから観に行こう。そしてできればティールームでお茶をして、お買い物は、、、そんな財力が欲しいのう、ということで。

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9月から10月にかけては社交とイベント三昧。明日は鎌倉へ。9月下旬は堂島孝平とカーネーションのライブ、それからクラシックの演奏会。映画も既に1本観てて、ほか何本か観る予定。その合間はもちろん仕事。ギチギチのスケジュールなので体調を崩さないようにしなきゃ。このブログもお蔵入りにならないよう、できるだけ早く更新したいです。