コレド宝町のTOHOシネマズで観て来ました。 |
ストーリーは、「飲む・打つ・買う」に加え偏屈なジジイ、いじめられっ子の少年、この二人の交流を描いたもの。規格外の老人と子供、というのはオンジとハイジでお馴染みのよくある設定。それが前提。
ジジイを演じるビル・マーレイがはまり役!このジジイを観るだけでも価値アリでした。個々を深く掘り下げているわけでもないし、都合良く展開している部分も多々あるけど、それらを引っ括めて気持ちよく観れました。
これまでこういう類いの映画を観ると子供側に感情移入していたけど、今回はジジイ側になって観ていました。新鮮だったなあ。お約束の涙を誘う部分もしっかり涙腺を緩めてきましたよー。「感動したんだ?」と訊かれれば「それはどうだろう」だけど、乗っかって楽しまなきゃもったいない。映画談義となると意地悪な視点も出てくるけど、それは枝葉。映画館にいる時は全力で楽しむ方向です。映画館を出た後、もっともっと映画を観たくなったのでした。
と、いうことで。今秋の映画の予定は、観そびれた「セッション」と「ジェームス・ブラウン」を下高井戸シネマで。爆音映画祭はチケットを購入済。夫は一昨日「野火」を観てきましたが、私は中学生の時に読んだ原作でいっぱいいっぱい。とても映像で観る勇気はない。あとは時間と体力に相談。でもできるだけ観たいと思ってます。
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今日は鎌倉へ行く予定でしたが、夫が風邪で急きょ延期。私もずっと忙しく、この陽射しの中を歩くのは要注意、と思っていたのでちょうど良かったです。でも鎌倉近代美術館が来年1月で閉館になる前までに必ず行きたい。