田舎の整備工場で働くうだつの上がらない男。田中。工場の同僚・村田や可愛がっている新入りのタケオらと何となく楽しい日々を過ごしている。そんな折り、ひと組のカップルが車の修理のため工場にやって来た。その彼女に恋心を抱いてしまう田中だったが――。
——公式サイトより
渋川さん演じる田中という主人公が痛い。いや、ちっちぇえーの。いっつも笑顔ってのもねー、すんごく気持ち悪い。新入りのタケオの前だとちょっとマシな男になるんだけど、やっぱ胡散臭い。そんでこの「ちっちぇえ男」のスケールさえ絶望的に小さい。竹中直人氏がパンフにコメントを寄せていて、それに私もウンウンと頷く。その言葉を借りるなら「恐るべし渡辺大知」。
この映画は、男とか、友情とか、不器用さとか、置き換えるならそういう言葉なんだろうけど、何かしっくりこない。それは既存の、いや私のイメージの問題かもしんない。私のなかでは、あまりにも柔らかい何か(それ以上は考え中)。何となくはじまって、ゆるーい展開、そして気づくと引き込まれていました。
この映画は、男とか、友情とか、不器用さとか、置き換えるならそういう言葉なんだろうけど、何かしっくりこない。それは既存の、いや私のイメージの問題かもしんない。私のなかでは、あまりにも柔らかい何か(それ以上は考え中)。何となくはじまって、ゆるーい展開、そして気づくと引き込まれていました。
「黒猫チェルシー」「俳優」「卒業制作作品」。そりゃまあ風当たりも強いところがあるのは想像できるわけです。実際、私も黒猫チェルシーの渡辺さんということで観に行っているわけだし。下高井戸シネマの会員ってこともあったし。でもおもしかった。拾い物でした。もっと作ってほしいなあ。
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25日も更新するとか書いて嘘ついちゃった。ごめんなさい。年賀状を書いていたら日付が変ってて、睡魔に襲われ撃沈。たいした数じゃないのに書いても書いても終わんねえ。終わんないまま、今宵は直枝政広さんのライブへ行ってきました。でも明日(たぶん)は、遠藤ミチロウさんのライブの話を。