円筒分水は、その名の通り水を一定の割合で分配するのがお仕事。水は主に農地用水。円筒分水が作られた経緯は、農地用水確保にもめごとが絶えず、それらを解消するために考案されたのだとか。都内に近いものは川崎市にある久地円筒分水。
今市円筒分水。昭和28年通水。
水道施設は魅力的なものが多いですね。 |
あとからわかったのですが、この近くには下瀬川分水井もあったようです。残念ですが、また遊びに行く楽しみが増えたってことで。やはり円筒分水マニアがいるんですね。こういう本も出ていました。
杉並木公園には水車も多数設置されますが、こちらは実用ではなく観光客向け。
オブジェ的な水車には興味なし。
水を汲め、粉を挽け。電気をおこせ。
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円筒分水に夢中な夫。その後をタムと私がテクテク。「変らないでしょ」と私。「変らないっすね」とタム。が、そんなタムタムの目がギラリと光り足が止まったのは円筒分水横の苔。そして黙々と撮影。デザイナー、タム。テクスチャに敏感です。
浄水場は1916(大正5年)から給水開始。
広くて雰囲気のよい浄水場でした。
端っこの円筒形の屋根がムーミンの家みたいでかわいい。 |
水だけではありません。杉並木公園には古民家も。江連家住宅。1830年(天保元年)建築。
今まで見たなかで一番大きな古民家かも、と夫。 こちらでお土産物も売ってます。 |