2015年5月4日月曜日

日下田藍染工房

ご無沙汰しております。何から更新すればいいのだ?状態ではありますが、思い出すところから載せていこうと思います。


三月末の話になりますが、夫の祖母の一周忌法要のため栃木県は益子へ。お寺での法要、墓参、会食を済ませ、帰りのバスまでに時間があったので「焼き物でも見ようか」といつものように町へ出て発見したのが「日下田藍染工房」。


何十回と訪れている益子。こちらの工房は、益子へ行ったら必ず通るだろうメインストリートに面しており、祖母宅からも徒歩十分もかからない場所。何故、今まで気づかなかったのか。
江戸時代後半の建物。
益子は陶器市開催中。こちらも賑わっていることでしょう。


建物に入るとすぐに藍の窯が並ぶ。

それはそれは丁寧に藍の窯に生地を落としていく。
後ろから眺めているだけですが、その姿に圧倒されます。

真ん中の白っぽいブクブクが「華」。
2011年の震災時、染料は土間へ流れ出したそうですが、窯には無事だったとか。


中庭に面した作業場も見学。



ギャラリー。
残念ながらこちらはほとんど見てません。時間が足りない。


こちらの工房では藍染めをはじめ、草木染め製品が販売されています。溜め息の出るような品々。藍染めの工程を目の当たりにし、改めて染めの美しさに興奮。真似事でも染色を続けよう!と誓うものの、よりによって今年は藍を植えるタイミングを逃した後。茜も。でもこちらの工房で販売されていたクルミ染めのショールが凄くよかったので、今秋はクルミ染めに挑戦しようと思います。


そこそこあったはずの時間がアレヨと過ぎてしまいました。駆け足で見てまわりましたが、次回はじっくり拝見したいと思います。祖父母の墓参、焼き物、そして藍染め。益子との関係はこれからも続きます。